派遣会社について思うこと
派遣社員は「人」か「モノ」か
一般的に、派遣会社における「製品」とは派遣社員のことをいうと考えられます。ですが、派遣社員として実際に働いてみたところ、人としても製品としても大切にされている印象は受けませんでした。
席を作って人を置く。穴が空いたら埋めればいい。埋めると利益が発生する。それが給料に直結する。もはや製品ではないのかもしれません。
そこで、以下のように仮定してみます。
派遣会社における
・人 =派遣会社の直接雇用社員
・製品=プロジェクト(人をおくための「席」を用意)
・利益=派遣社員(「席」に置かれた担当営業のお財布?)
なんかしっくりとくるような気がするのは私だけでしょうか。
派遣会社にはマージン率の公開義務がある
派遣企業は、平成24年10月1日以降に終了する事業年度が終了した後、その事業年度分の公開が義務付けられています。
しかし、公開しないことについての罰則がないため非公開を決め込む派遣会社もあるようです。そのような会社にとってマージン率の公開は不都合な真実がそこにあるのかもしれません。どこぞの派遣会社の某事業所はマージン率が50%程だとか。
派遣会社が仲介と称して、利益を吸い上げる構造自体を改善してほしいところです。