人生のネタ帳

私生活における発見や意見、感想等の雑記

ハローワークとブラック企業、本当にあった怖い話

一般企業に売上目標があるように、ハローワークにも目標値があるようです。それは、有効求人倍率厚生労働省から「有効求人倍率を上げろ」との指示に従い、求人を増やす " 努力 " をしているのです。だから、ブラック企業の求人もウェルカム?

 

有効求人倍率(ゆうこうきゅうじんばいりつ)とは、公共職業安定所で扱った月間有効求人数を月間有効求職者数で割ったもの。景気動向を見るために作成される景気動向指数の一致系列に採用されている。(wikipediaより抜粋。)

 

今の有効求人倍率は景気向上のために作られた虚像である可能性が高いのではないでしょうか。形だけの求人、いわゆる釣り案件もきっとあるでしょう。

 

しかし、それよりも問題なのは、やはりブラック企業の存在です。求人倍率向上という実績のためだけにブラック企業を受け入れているとしたら、それはブラック化を助長させる行為にすぎません。

 

話は変わりますが、失業するとハローワークに行き失業給付を受けることになります。その手続きに、「失業認定申告書」というものがあり、認定日にこれを提出する必要があります。この失業認定申告書には「今、公共職業安定所または地方運輸局から自分に適した仕事が紹介されれば、すぐに応じられますか。」という項目があり、基本的には「応じる」こととなります。もし、明確な理由がなく「応じられない」とする場合は、仕事をする意思が感じられない、と判断され給付が止められる可能性があるのです。

 

では、実際に紹介が来ることはあるのでしょうか。答えはYES。

 

私の実体験をお話ししましょう。約1週間前、ハローワークからの仕事の紹介がありました。その紹介は電話ではなく封書です。さて、問題は中身です。

 

紹介案件は数か月前に倒産した会社のものでした。さらに検索したところ、週6出勤とか、平均年収250万とか、生きる気力がなくなりそうなイメージです。幸い2次面接の結果待ち中なのでお断り予定ですが、もしこれを受けなければ給付停止だとしたら、ハローワーク自体が相当なブラックだと思います。本当に怖い。