人生のネタ帳

私生活における発見や意見、感想等の雑記

【蜃気楼、あるいは馬の前のにんじん】希望の党の政策について思うこと

小池百合子氏率いる希望の党の公約は、実現可能性を度外視すれば群を抜いて素晴らしい内容かもしれません。しかし、実現しなくていいのなら私でも公約は出せます。我々国民が重視すべきは政策の方向性と実現可能性です。そして、そこから見える将来こそが国民の希望となりえるのです。さて、小池百合子氏の政策の特徴を都民視点から言わせていただきますと、次のようになります。

 

 蜃気楼、あるいは馬の前のにんじん

小池氏は国民が求める方向性に同調する能力に長けており、世論を煽るのが非常にうまいと思います。ですが、政策の実現性は乏しく、都民からすると「小池都政はただ引っ掻き回しただけで、何千億も無駄にした」という負のイメージしかありません。小池氏の政策とその実現可能性を一言で表すと、「馬の前にぶら下げられたにんじん」です。俗称をつけるとしたら『にんじん党』。馬はいうまでもなく都民であり、将来の国民です。今の希望の党に希望はなく、一瞬希望に見えたものも蜃気楼と言えましょう。

 

さて、実現可能性という観点からもの申しましたが、党の中身はどうでしょうか。外国人参政権などを踏絵に民進党員を受け入れているようですが、民進残党から『トロイの木馬』といった発言もあったように、堂々と踏絵をし選挙後に掌を返す議員やスパイも多いと考えられます。「すべて計画どおり」発言をした前原氏ですが、さらなる掌返しも計画のうちかもしれません。小沢氏も合流せずに無所属で出馬するのも布石かもしれません。希望の党最大の懸念は、「元民進党員による実質的乗っ取り」ではないでしょうか。

 

民進党員が『トロイの木馬』なのか、あるいは希望の党に移った裏切り者を許さない民進残党による「知略」発言なのかは分かりませんが、君子危うきに近寄らずのスタンスで見送るのがいいのかもしれません。また、このような観点から、民進残党による立憲民主党も投票を検討する価値はないと私は考えています。

 

投票は必ず自分の考えて実行しましょう

国民ひとりひとりが自身の実生活における問題や不安、世界情勢からみた問題や不安、将来の平和と安全等々を考え、これからの日本政府に対する要望とマッチする政党を選びしっかり投票することが、将来の素晴らしい日本をつくることにつながると私は信じております。

 

投票で一番やってはいけないのが、TVや新聞などの情報を鵜呑みにした、いわば他人任せの投票です。ネット環境のない方は別として、どの党から誰が出馬し、その人がどのような理念をもちどのような実績があるのか、じっくり調べてから投票しましょう。

 

 

aromajin-mynews.hatenadiary.jp